出張写真撮影で私達が普段どのように撮影をしているかをご紹介します。
今回ご紹介するのは、飲食店からご依頼をいただいてお肉を撮影する様子です。
まず、写真の写り映えが良くなるように肉の形を整えます。
この時、どの断面を見せるか、どのような角度で写すのかも計算して調整します。
お肉はどんどん乾燥していきますから、素早く行わなければいけません。これもカメラマンの腕の見せ所です。
今回は、高級肉の撮影でしたので高級感をしっかりと演出するために下地に黒い紙を敷きました。
写真は、主役になるものも大切ですが、主役を引き立てるための背景も重要な要素です。
背景を黒地にすると、高級感を演出できます。
お問い合わせの際に、
- どのようなものを撮るのか?
- 用途は何か?
- どのような写真が撮りたいか?
- どんな人に見てもらいたいか?
ということを入念に確認させていただきます。
そして、撮影に最適なカメラマンを選定して派遣させていただきます。
今回の出張写真撮影では、店舗の空いている部屋を使わせていただいて撮影しました。
必要に応じて、アンブレラやライトボックスなどの照明機材を持ち込みます。
あっという間に、撮影スタジオが完成します。
スタジオのように自由は効きませんが、その場の状況に合わせて良い写真が撮れるようにします。
出張写真を得意とするカメラマンならではのフットワークの軽さと臨機応変さが活きています。
出来上がりの写真です。お肉にピントがしっかりと合っていて、ライティングのおかげで余分な影も出ていません。
少し引き気味の写真を撮らせていただいています。これは、自由にトリミングをして使いやすいように配慮したからです。
ホームページではこのような撮影だと、写真が色々と使いまわしができて助かると喜んでいただいています。
続いて、焼き上げの写真です。
厨房で焼いている様子です。写真を撮る位置が遠いのでは?と思うかもしれませんが、これは望遠レンズを使っている
からです。望遠レンズを使ったほうが、被写体をしっかりと強調できます。
状況を見て最適なレンズと構図を素早く判断できるのも出張写真カメラマンの強みです。
時には、こんな撮り方もします。
スタジオ撮影だと真似できない摂り方ですね。
焼き上げる様子はこんな感じの仕上がりです。備長炭で塊肉を焼き上げている様子が伝わります。
お肉から煙が出ている様子もしっかりと表現できます。
お肉が備長炭で美味しく焼き上げられている様子が伝わります。
続いて、焼きあがったお肉の写真です。
お肉を切りだしている様子です。
カメラマンの下の方にある白い円盤はレフ板です。手元の影が入らないようにしています。
断面を見せて、こんな感じで撮影しました。
この写真は臨場感を出すためにと、使える写真館から提案させていただいたものです。
使える写真館では、これまでの経験を活かして、より魅力的にお客様の商品をお伝えする
ためにより臨場感を出せるような撮影をご提案できます。単に言われた通りだけ撮影することはありません。
写真写りが良くなるように微調整します。写真は綺麗に撮ることも大切ですが、構図もそれ以上に大切です。
料理の場合は乾燥してしまうと見栄えが極端に変わってしまうので、慎重かつ素早く行います。
仕上がりはこんな感じです。
美味しそうな出来上がりです。
特に、商品撮影は、写真写りが大切で、写真1枚で売上が変わると言われています。
料理はスタジオに持ち込むことができないので、必然的に出張写真撮影になります。
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