出張写真撮影の名古屋の使える写真館 出張撮影カメラマンの選び方
そもそも写真を撮ってもらう目的は何か?
出張写真撮影の名古屋の使える写真館です!
まずは、そもそも写真をプロに依頼しようと思った理由を考えます。
考える項目は次の3つです。
- 写真の用途
- 誰が写真を見るのか
- 写真で何を伝えたいのか
写真の用途
何の為に写真を撮るのか?
は、出張写真会社(カメラマン)を決める最重要ポイントです。
七五三などの個人向け記念写真と会社案内などのビジネス写真は用途が全く違います。
七五三などの個人向け記念写真は、撮影を依頼したあなたが楽しむための
写真です。
一方、会社案内などのビジネス写真は、会社をPRするための写真です。
撮った写真は、その後どうなるのか?
アルバムに収録されるのか、それともホームページやパンフレットの素材になるのか?
写真は用途によって、次にお伝えする「写真を見る人」が全く違います。
誰が写真を見るのか?
七五三などの個人写真は、撮影を依頼した人が見るための写真です。
一方、会社案内などのビジネス写真は、写真を掲載した媒体(ホームページやパンフレット)
などを見る人のための写真です。
個人撮影の場合は、「写真 → 依頼主」ですが、
ビジネス撮影の場合は、
「写真 → ホームページ → 見込み客」です。
誰のための写真なのか?
と言うことを考え、出張写真会社(カメラマン)に伝えましょう。
ビジネス用写真は、最終的に写真を必要としているのは、
「その会社の情報を知りたい人」です。
写真で何を伝えたいのか?
例えば、プロフィール写真1枚を取あげても、
写真の撮り方によってイメージが違います。
社長の写真を撮る場合を考えると、
- 社長室でスーツ・ネクタイでイスに座って、まじめな表情の写真
- 社屋などで、ノーネクタイ・会社の作業着などで笑顔の写真
被写体はどちらも同じ「社長」ですが、写真を見る人に与えるイメージが違います。
写真1枚が与える印象はとても大きいです。
単に、綺麗な写真を求めるのであれば、しっかりとした照明のあるスタジオで、バッチリと
メイクをして写真を撮ったほうが良いでしょう。
良いでしょう。
しかし、雰囲気の良い自然な写真が欲しいのであれば、青空のもとで、緑あふれる公園で
写真を撮れば、太陽光とバックの緑が、柔らかい雰囲気を演出してくれます。
伝えたいイメージをしっかりと持ちましょう。
もし、どういったイメージが良いのかわからない場合は、必ず写真撮影会社(カメラマン)に相談しましょう。
出張写真会社(カメラマン)にすべき3つの質問
とりあえず、出張写真会社またはカメラマンに問い合わせをしてみましょう。
その時に次の3つを質問してみてください。
- 得意分野は何ですか?
- どういった写真を撮ってくれますか?
- これまでの実績を教えてください
得意分野を聞く
少なからずカメラマンには得意、不得意があります。
大きく分けて、2つの特徴があります。
- 撮影をする場所
- 被写体
まず、撮影場所です。
カメラマンが写真を撮る場所は、主にスタジオと屋外があります。
- スタジオ撮影
- 屋外撮影(カメラマン指定)
- 屋外撮影(お客様指定)
スタジオは写真が撮りやすいように照明や機材などを整えることが
できます。
一方で屋外の場合は、持ち運べる機材が限られていますし、
現場ごとで環境が違います。
スタジオの写真館でも出張写真を撮るというところもありますが、
出張写真専門に比べるとやはり、環境に対応する能力が弱いと言わざるを
得ません。
次に、屋外で撮影をする出張専門写真館でもどういった場所での撮影が
得意かを確認しましょう。
常にカメラマンが撮影場所を指定するのか、それともお客様指定の場所に
どこでも撮影してもらえるかは大きな差があります。
イベントや会社案内の撮影の場合は、イベント会社やその会社に行く必要が
あります。本当にその場所の環境に対応しなければいけません。
カメラマンによっては、屋外撮影は対応可能だと言っていても、
撮影し慣れた場所を指定したり、ある程度似た環境だけでしか撮影をしない
場合もあります。どちらかというとスタジオカメラマンに近いかもしれません。
写真をどこで撮ってもらうのか?
は写真の雰囲気を決める重要なポイントになるので、
写真の用途に合わせて、どういった場所での撮影に対応してくれるのかを
確認しましょう。
次に被写体です。
被写体は大きく分けて、次の2つになります。
- 人物
- 商品などの物撮り
明らかに人物が得意と言う人と、商品などの物撮りが得意という
人に分かれます。
セミプロ(週末カメラマン)は、物撮りをしたことが無い方も多いので、
「人物専門」とうたっている場合も多いです。
物撮りも、様々なジャンルがあります。
例えば、料理と一般的な商品は違った撮影テクニックが求められます。
特に料理は、「シズル感」が重要なポイントになるので、料理写真が得意な
カメラマンに依頼しましょう。
以上、必ず得意分野の確認をしておきましょう。
「何でも撮ります」と言っているカメラマンは、何でも中途半端に撮れるカメラマン
だと思っていいでしょう。
写真の提案ができるかどうか?
写真を依頼される方は、ボヤッとしたイメージはお持ちかもしれません。
しかし、どういった写真が良いかはわかりません。
例えば、製造業の会社案内のための写真を撮るとします。
- 自社の商品をPRし採用してもらうための写真
- 従業員を募集するための写真
これらは全然違います。
「自社の商品をPRし採用してもらうための写真」であれば、
生産している商品の写真はもちろんのこと、これまでの納入実績や
生産工程、技術、設備などの情報をPRする写真が必要です。
一方、「従業員を募集するための写真」は、
社長のメッセージや職場紹介、働いている従業員の様子や、先輩社員の声
などの会社の雰囲気や社員の様子を伝える写真が必要です。
写真会社にこう聞いてみましょう。
「会社案内用のホームページを作るので写真を撮ってほしいのですが、全く素人なので
どんな写真がいいのか分からないので、教えてくれますか?」
その時にどういう答えが返ってくるか?
これが、写真の提案ができるかどうか、ということです。
何の為に写真を撮る、撮った写真がどうつかわれるのか?
それをイメージしないと、良い写真は撮れません。
提案後に、「提案した理由」をしっかりと答えられるのが本物です。
うわべだけの知識かどうかをこれで見破ることができます。
撮影実績
撮影実績は必ず聞きましょう。
特に聞いておきたいのが、依頼する写真に合った実績があるかどうかです。
料理写真を撮ってほしいのに、プロフィール写真の実績が多くても意味がありません。
写真の用途と、実績が合致するかどうかを聞きましょう。
また、これはいわゆる「素人」を排除する効果もあります。
サンプル写真は良い写真をのせるのは当然ですから、実績を直接聞くのは大切です。
出張写真撮影の費用
最後に費用を確認しましょう。
出張写真サービスの価格は、会社によってピンキリなので選ぶのが難しい
と悩む方がとても多いです。
- 安すぎる価格には要注意
- 価格が分かりやすさ
- 撮影の準備時間
安すぎる価格には要注意
最近、とても安い出張写真サービスが出てきています。
中には、プロカメラマンではなくいわゆるセミプロ(週末カメラマン)を
利用している出張写真会社がいます。
こちらに詳しくまとめました。
写真の用途によっては、セミプロに頼んでもいいでしょう。
しかし、しっかりとした写真が必要な場合は、必ずプロに頼むことをお勧めします。
価格の分かりやすさ
価格体系が分かりやすいかどうかも重要なポイントです。
表示されている価格は、格安に見えても、それ以外に費用が掛かることが
あります。 気づくとあっという間に高額な料金になっていることもあります。
料金に関わる見落としやすい注意点
- 休日料金の設定されている
- 撮影枚数が無制限でも、提供枚数に制限がある
- データで渡してくれない
- 被写体によって料金が異なる
あとで、気づいても「せっかく撮ったから仕方がない」とあきらめるケースが
多いようです。最初から、料金についてしっかりと確認することをお勧めします。
撮影の準備時間
業者によっては、写真撮影の時間に機材の準備時間を含んでいる
場合があります。
例えば60分の出張写真撮影でも、
機材の準備を含んでいると、実質の撮影時間が40分になる可能性も
あります。
写真撮影の時間と機材の準備時間はどうなっているのかも必ず確認しましょう。
会社用(ビジネス)写真の注意点
個人の写真は、写真を依頼した人が楽しむための写真です。
しかし、ビジネス用の写真は、 写真を第3者が見る。ということに
注意を払う必要があります。
ビジネス用のオフィシャルの写真は、必ずプロに依頼しましょう。
写真のクオリティが残念だと、写真を見た人が「会社も大したことないだろう」
と勝手にイメージされかねません。
これは飲食店などに多く見られます。
恐らく従業員が撮ったと思われる写真をホームページやSNSに
アップしていることがありますが、写真が暗かったり、構図が悪かったりと、
美味しそうに見えず、せっかくの写真が返ってイメージダウンにつながっていることも
あります。
しかし、「わざわざお客さんが写真があまり美味しそうじゃないよ」と言ってく
れません。そのままいなくなるだけです。
あなたが気づかないうちに、写真が原因でお客さんを取逃しているかもしれません。
写真は、あなたの会社の情報を知るためのファーストコンタクトの情報ですから、
必ずプロカメラマンに依頼して、信頼とイメージを損ねないようにしましょう。